2018.10.27 平成三十年度 伝法灌頂厳修
平成30年10月22日~10月27日
新義真言宗総本山根来寺で伝法灌頂が厳修されました。
この法会は、真言宗1200年の伝統の中で受け継がれてきた秘法(真言密教の教えの金剛界・胎蔵界の両界)を伝え、受け継ぐための儀式です。
この法会で、加行(修行に入る前の準備的な行)と授戒(仏門に入る者に、仏弟子として生きるための戒授かること)を経て,伝法灌頂(でんぼうかんぢよう)を受けることができる資格を有した者が密教の奥義を伝授され、真言宗の教義を伝播するに相応しい僧侶として認められます。
秘宝を伝えた側の僧侶は一般信者や衆僧の尊敬を一身に受ける立場である伝燈大阿闍梨となります。