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ブロニー・ウェア(Bronnie Ware)

 『死ぬ瞬間の5つの後悔』 ブロニー・ウェア(Bronnie Ware)著

 今回はブロニー・ウェアさんの著作『死ぬ瞬間の5つの後悔』を紹介していきます。ブロニーさんはTEDでこの作品についての講演していますが残念ながらまだ翻訳はありません。 

ブロニー・ウェアBronnie Ware)                                                      オーストラリア生まれ。看護師であるブロニー・ウェアさんは、緩和ケアの介護を長年つとめ、数多くの患者を看取とりました。その経験を基にして書いたブログが大きな注目を集め、それをまとめた『死ぬ瞬間の5つの後悔』26ヶ国語で翻訳され、世界中で読まれている。イギリスGuardian紙に掲載された『死ぬ瞬間の5つの後悔』に関する記事は、日本でも紹介され、大きな話題を呼んだ。作詞作曲家、作詞の講師でもある。

ブロニーさんによると、死を前にして人間は人生を振り返り、後悔を口にするそうです。その後悔の中で最も多かったものが以下の5つだったそうです。

1. 自分自身に忠実に生きれば良かった

2. あんなに一生懸命働かなくても良かった

3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」

4. 友人関係を続けていれば良かった

5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

 死を前にして真摯に自分の人生と向き合う人々の言葉には、言いようのない力が宿っているように感じます。ある意味、究極の人生訓とも言えると思います。

 1. 自分自身に忠実に生きれば良かった
この言葉は、ブロニーさんが看護した患者の中で最も頻繁に口にされたものでした。命が絶とうとしている時に人生を振り返ると、どれだけの夢が叶わずに終わっていったかがよくわかります。夢を尊重することはとても大切です。心身が健康でなくなってしまえば、時すでに遅しです。健康な身体を失って初めてその大切さに気付くということがないようにしたいですね。

2. あんなに一生懸命働かなくても良かったこれはほとんどの男性患者が口にした言葉だそうです。彼らは、仕事に時間を費やしたせいで子供や妻と時間を過ごすことができなかったことを悔やみます。生活をシンプルにし、正しい選択を繰り返すことで、必要だと思う収入がなくても幸せに生活できるようになります。人生に余裕を持つことで、もっと幸せになることができ、そして様々な機会にも恵まれるようになります。

3. もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった。」周囲との仲を壊すことがないように、多くの人は自分の感情を抑えようとします。その結果「まぁまぁ」な人間になってしまい、自分が本当になりたかった人間になれません。もっと自分を正直に出すことで、人間関係はより良く、そして健康的なものになります。

4. 友人関係を続けていれば良かった私たちは古い友人たちの存在をないがしろにしてしまうことがあります。多くの人が自分の生活に精一杯で、大切な友情を忘れてしまうのです。亡くなる間際の人たちは、昔の友人と会わなくなってしまったことを後悔するとブロニーさんは言います。人生が終わりに近づくと、大切だと思うようになってくるのは「愛」と「友情」だけなのでしょう。

5. 自分をもっと幸せにしてあげればよかった。」多くの人は、幸せは自分で選び、そして作り出すことができるということに最後まで気付きません。昔からの習慣に慣れてしまい、自分が一番楽な状態にとどまってしまうのです。変化に対する恐怖が、自分を現状でとても満足していると勘違いさせてしまうかもしれませんが、心の奥底には自分が本当に求めている幸せな人生があるはずです。 

ブロニーさんは話をこう終えます。
「人生は選ぶことができます。そしてその人生は他の誰のものでもなく、あなたの人生。丁寧に、賢く、そして正直に選びましょう。そうすれば幸せという選択肢が選べるようになるはずです。」
 

グローバル化の中で、精神的な生きる意味がないがしろにされ、限りある人生をどう生きるかの位置づけや目的は顧みられなくなっているようにみえます。人生を部分的に区切ってその全体を考えない。その上世界はますます流動化している。ついて行けない人が多いのは日本だけではないということですね。                                          その中でブロニーさんは、長年の間に多くの患者の最期の後悔を聞き、それを自分の人生に重ねて、得た知恵を活かしていく。                                                                      だからこそ、この話は世界で多くの人々に共感されるのだと思います。

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